現代外国人名録2016 「デヤンラツィック」の解説
デヤン ラツィック
Dejan Lazic
- 職業・肩書
- ピアニスト,作曲家
- 国籍
- クロアチア
- 生年月日
- 1977年
- 出生地
- ユーゴスラビア・クロアチア共和国ザグレブ(クロアチア)
- 学歴
- モーツァルテウム音楽院
- 経歴
- ザグレブの音楽一家に生まれる。6歳でピアノを始め、父が吹いていたクラリネットを第2の楽器に選ぶ。両方の楽器でコンクールに優勝し、“神童”の名をほしいままにした。祖国の政情不安もあり、家族とともにオーストリアに移ってモーツァルテウム音楽院に進む。2007年より時代も様式もまったく違う作曲家から互いに響き合うものを導き出す企画“リエゾンス”を始める。2008年札幌交響楽団と演奏、2009年東京・赤坂のサントリーホールで読売日本交響楽団と共演した。2010年ブラームスの「ピアノ協奏曲」で欧州アジアツアーを行い、成功させる。ウィペルウェイ(チェロ奏者)との共演など室内楽でも活動。一方、作曲家としては、2009年にブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」のピアノ版編曲などがある。想像に富んだ演奏が特徴。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報