現代外国人名録2016 「デービッドエリオット」の解説
デービッド エリオット
David Elliott
- 職業・肩書
- キュレーター 国際美術館会議(CIMAM)名誉会長
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1949年
- 専門
- 現代美術
- 学歴
- ロンドン大学大学院
- 経歴
- 工場長の父を持つ一人っ子として生まれる。大学時代に1900年代初期のドイツ絵画と社会を紹介する展覧会を開き、ロンドン大学大学院で現代アートを学ぶ。政府機関に勤めながら街中の空き家や工場跡を若い芸術家に提供する運動を続け、その実績が評価され、27歳という若さでオックスフォード近代美術館長に就任。冷戦時としては異例のソ連の画家アレクサンドル・ロドチェンコの作品展や、ニューヨーク近代美術館(MoMA)と共同でジャクソン・ポロック、ハンス・ハーケの展覧会などを開催。’96年ストックホルム近代美術館館長に就任。国際美術館会議(CIMAM)名誉会長も務める。2000年東京オペラシティアートギャラリーのアドバイザーとして来日。2001年東京・六本木の森美術館(2003年10月オープン)の初代館長に就任。2006年10月退任後、イスタンブール近代美術館初代館長を経て、フリーのキュレーターに。2012年ウクライナでキエフ・インターナショナル・コンテンポラリー・アート・ビエンナーレのアーティスティック・ディレクター、香港CPSプロジェクト・アート・アドバイザーを務める。世界で最も影響力のあるキュレーター、ライター、ミュージアム・ディレクターの一人。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報