トウ・キ・とどまる・まがる

普及版 字通 の解説


人名用漢字 11画

[字音] トウ・キ
[字訓] とどまる・まがる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は豆(とう)。〔説文〕二下に「止まるなり」とあり、句読(くとう)の読点(とうてん)は点の意。曲行の意のときはキの音でよむ。

[訓義]
1. とどまる、とめる。
2. 投と通じ、なげる。
3. まがる。
4. もてあそぶ。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 久太利(くたり)、、加奈不(かなふ) 〔名義抄 トドマル・アタル・カヨフ・マカセナジル・ミチ・ハジム・イル・イタル・ホコル 〔字鏡集〕 ホコル・クル・ミチ・ハジム・カヨフ・ナジル・ホウツ・タメラフ・トドマル・アタル・トドコホル・トドム・ヤスラカ・タヅヌ・オフ・イタル・マカス・カナフ・ススム

[語系]
doは(住)dio、(駐)tioと声近く、とどまる意がある。また投doは同声。通用することがある。

[熟語]
宿
[下接語]
・雲・津・夕・騰

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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