読点(読み)トウテン

デジタル大辞泉 「読点」の意味・読み・例文・類語

とう‐てん【読点】

文の意味切れ目を示したり、文を読みやすくしたりするために、文中に施す記号。普通は「、」を使う。点。→句点
[類語]句点句読点

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「読点」の意味・読み・例文・類語

とう‐てん【読点】

〘名〙
文章切れ・続きを明らかにするために、文の中の意味の切れめにつける符号。普通「、」を用いる。
② ①の点を打つこと。句読を切ること。
※文机談(1283頃)一「持本ありといへども読点にもをよばず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「読点」の読み・字形・画数・意味

【読点】とうてん

よみの中止点。

字通「読」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の読点の言及

【句読点】より

…または.)や〈てん〉(、または,)などの符号。まるを句点,てんを読(とう)点という。〈まる〉や〈てん〉のほかに,〈なかてん〉(使い方の例:名詞・代名詞 マネー・サプライ),〈かっこ〉(( )),〈かぎかっこ〉(「 」),さらに,〈つなぎ〉( = ),〈つなぎてん〉( ‐ )などがある。…

※「読点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android