普及版 字通 の解説
12画
[字訓] ほしいまま・あそぶ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は昜(よう)。昜に湯(とうしよう)の声がある。昜は台上に玉をおき、その玉光が下に放射する形。古く魂振りの方法であった。〔説文〕十下に「放(ほしいまま)にするなり」とあり、と通用する。すべて暢達なることをいう。
[訓義]
1. ほしいまま、のびやか。
2. あそぶ、たわむれる。
3. たいらか、まっすぐ、ひろやか。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 イタム・タヒラカナリ・ハナツ・オドロク・ユルナリ・アヤフム・アハレブ・ヲソル・ウレフ・ウヤマフ
[語系]
・dangは同声。動dong、暢thiangと声近く、はげしく動き、のびやかとなることをいう。
[熟語]
▶・悍▶・暢▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報