トキシコゲノミクス(読み)ときしこげのみくす(その他表記)toxicogenomics

知恵蔵 「トキシコゲノミクス」の解説

トキシコゲノミクス

トキシコロジー(毒性学)とゲノム科学の融合領域。医薬品、工業用品、農薬、食品添加物、環境化学物質などがヒト生物に及ぼす毒性を評価・予測し、それを未然に防止することを目指す。ヒトでの試験は倫理面の問題から最小限にとどめることが求められる一方、毒性の現れ方には生物種間の違いが大きいため、実験動物での投与試験の結果から、ヒトでの毒性を予測することには困難があった。実験動物とヒトのゲノム情報を用いた比較ゲノム科学により、この予測の信頼性を高めることができる。

(川口啓明 科学ジャーナリスト / 菊地昌子 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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