トゲトゲ(読み)とげとげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トゲトゲ」の意味・わかりやすい解説

トゲトゲ
とげとげ / 棘々

昆虫綱甲虫目ハムシ科のトゲハムシ亜科Hispinaeに属する昆虫の総称。おもに熱帯域に分布し、温帯域にもおり、世界におよそ2000に近い種類が知られていて、日本にも15種ほどが分布している。一般に小形で角張っており、やや平たく、背面や側縁に棘(とげ)状の突起が多く生えたものが多いが、単子葉植物につくものには棘のない種類もあり、とくにヤシ類などを食害する南方種には細長く棘のないものが多い。幼虫は葉肉の中に潜って食害し、葉肉内で蛹(さなぎ)になる。日本産ではキベリトゲトゲ、カタビロトゲトゲ、カヤノトゲトゲなどが多いが、対馬(つしま)には上ばねが前後で左右に強く広がり、奇妙な形をしたヘリビロトゲトゲが産し、また最近はヤシにつく南方種が琉球(りゅうきゅう)諸島に侵入している。

[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む