デジタル大辞泉 「ところに」の意味・読み・例文・類語
ところに[接助]
1 逆接の意を表す。…けれども。
「身に逢うたらば、悦ばう―、かへって手向ひするは何事ぞ」〈伎・なぐさみ曽我〉
2 順接の意や単純な接続を表す。
「イソポ風呂ニ行ッテミル―、ソノ風呂屋ノ前ニスルドナ石ガ一ツ出テアッタガ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...