とに‐かく
- 〘 副詞 〙 ( 「とにかくに」の変化したもの )
- ① =とにかくに②
- [初出の実例]「とにかくおぬしが、たっついつして、なにとやらんそうぞうしうてさけがしまぬ」(出典:虎清本狂言・猿座頭(室町末‐近世初))
- ② =ともあれ
- [初出の実例]「幸にして同問題を研究せる書のある時はとにかく、若し然らざる場合には、普く直接、間接に関係ある書類を集め」(出典:国語のため(1895)〈上田万年〉今後の国語学)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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