間接(読み)カンセツ

デジタル大辞泉の解説

かん‐せつ【間接】

中間に他のものを置いた状態で、物事が行われること。また、そういう関係にあること。「知人を通じて間接に依頼する」「間接の援助を受ける」⇔直接
遠回しに示すこと。「間接に非難する」⇔直接

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かんせつ【間接】

間に他の物を置いて事を行う、または、行われること。対象にじかに働きかけないで、他の物を仲立ちとして行うこと。 「直接-の学恩」 「友人を通して-に意向を聞く」
はっきりと示さず遠回しに行うこと。 「自分の容貌も-に弁護して置く/吾輩は猫である 漱石
▽⇔ 直接 〔幕末明治初期につくられた語〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

かん‐せつ【間接】

〘名〙 (形動)
① 対象との間に物を隔てて対する状態。間になかだちをたてて行なうさま。⇔直接。〔哲学字彙(1881)〕
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四「当人同志が好いた仲なら間接(カンセツ)にも之を妨害するのは君子の為すべき所作でない」
② その事とはっきり示さないで、遠まわしであること。⇔直接。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の散歩「自分の提議を多少彼自らに対する間接な侮蔑を意味するものとして」

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