20世紀西洋人名事典 「トニーウイリアムス」の解説
トニー ウイリアムス
Tony Williams
1945.12.12 -
ドラマー。
イリノイ州シカゴ生まれ。
本名Anthony Williams。
父はジャズサックス奏者で、9才でドラマーになる決心をし、10代半ばで天才ぶりを発揮した。1962年にジャッキー・マクリーンに認められNYへ進出し、’63年にマイルス・デイビス5に参加、’69年に独立後、ライフタイムを結成し’70年のニューポート・ジャズ祭で大反響を呼んだ。その後、スタン・ゲッツ4や、スタンリー・クラークと演奏し、’75年に「ザ・ニュー・トニー・ウイリアムス・ライフタイム」を結成、’76年にVSOPに参加して自己のグループと平行して活動している。’86年に若手ミュージシャンとクインテットを結成した。代表作は、「ライフ・タイム」「スプリング」がある。
トニー ウイリアムス
Tony Williams
英国のコレクター,バップ研究家。
1970年代初めにチャーリー・バーカーのコンプリート・コレクションを私家プレスし友人に配布したのがきっかけで、正式にSpot lightレーベルを設立した。以来、ビリー・エクスタイン、アル・ヘイグらのバップ録音をLP化し、また、アル・ヘイグらバッパーのカムバックを助けた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報