とぼ口(読み)トボグチ

デジタル大辞泉 「とぼ口」の意味・読み・例文・類語

とぼ‐ぐち【とぼ口】

《「とぼくち」とも》出入り口門口。とばくち
「―を母の掃いてる有難さ」〈柳多留・一三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とぼ口」の意味・読み・例文・類語

とぼ‐ぐち【とぼ口】

〘名〙 (「とぼくち」とも) 家などの出入口。かどぐち。表口。とばくち。
※雑俳・川柳評万句合‐明和五(1768)天二「とぼ口もまし塩をする商売や」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android