トムグラビン(英語表記)Tom Glavine

現代外国人名録2016 「トムグラビン」の解説

トム グラビン
Tom Glavine

職業・肩書
元大リーグ選手

国籍
米国

生年月日
1966年3月25日

出生地
マサチューセッツ州コンコード

本名
Glavine,Thomas Michael

受賞
サイ・ヤング賞〔1991年・1998年〕

経歴
1984年MLBドラフト2巡目指名でブレーブスに入団。この時、NHLキングスからもドラフト4巡目指名を受けた。’87年メジャー昇格。’88年からメジャーに定着し、’89年14勝。’91年20勝を挙げ、ナリーグのサイ・ヤング賞に輝く。’93年まで3年連続20勝をマーク。’95年のワールドシリーズでは2勝を挙げMVPに。’98年リーグ最多の20勝をマークし2度目のサイ・ヤング賞を受賞。2000年8月対アストロズ戦で大リーグ史上96人目となる通算200勝を達成。同年21勝で5度目のナリーグ最多勝。2002年までに14年連続、通算では18回の2ケタ勝利を記録した。2003年FAでメッツ移籍。2007年8月対カブス戦で史上5人目の300勝を達成。2008年ブレーブスに復帰し、2009年はマイナーでリハビリ登板を重ねていたが、同年6月電撃解雇される。2010年2月正式に引退表明し、合わせてブレーブスのフロント入りを発表。ブレーブス時代の背番号47は永久欠番。140キロ前後の速球、オーソドックスな左上手のフォーム、制球力と緩急に優れた技巧派左腕で、1990年代のブレーブスの黄金期を支え、メジャー22年間のうち17年間をブレーブスで過ごした。通算成績は、22年682試合登板、305勝203敗0セーブ、2607奪三振、防御率3.54。通算682試合登板は全て先発だった。サイ・ヤング賞2回(’91年,’98年)、最多勝5回(’91〜93年,’98年,2000年)、オールスター選出10回(1991〜93年,’96〜98年,2000年,2002年,2004年,2006年)。弟のマイクも1年だけメッツに在籍し、2003年にチームメイトとなった。2014年米国殿堂入り。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android