NHL(読み)エヌエッチエル(英語表記)National Hockey League

デジタル大辞泉 「NHL」の意味・読み・例文・類語

エヌ‐エッチ‐エル【NHL】[National Hockey League]

National Hockey League米国カナダのプロアイスホッケーリーグ。東西二つのカンファレンスとそれぞれ三つのディビジョン構成。ディビジョン1位の3チームを含むカンファレンスのレギュラーシーズン勝率上位8チームでプレーオフを行い、カンファレンスの優勝チームを決める。シーズンの最後に両カンファレンスの優勝チームが対戦しリーグチャンピオンを決める。チャンピオンチームに与えられる優勝カップをスタンレーカップという。1918年発足。1979年、WHA(世界ホッケー協会)を吸収統合。

エヌ‐エッチ‐エル【NHL】[non-Hodgkin's lymphoma]

non-Hodgkin's lymphoma》⇒非ホジキンリンパ腫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「NHL」の意味・わかりやすい解説

NHL
えぬえいちえる
National Hockey League

カナダ、アメリカの2国にまたがるアイスホッケーのプロリーグ。両国を中心にロシア、東欧北欧などから選手が集まり、人気、実力とも世界最強のリーグ。1917年11月26日にカナダの4チームでスタート。2013年10月時点で、カナダに7、アメリカに23の計30チームがある。リーグは「イースタン」「ウエスタン」のニつのカンファレンスからなり、さらに、イースタン・カンファレンスは「アトランティック」「メトロポリタン」、ウエスタン・カンファレンスは「セントラル」「パシフィック」というそれぞれ2地区に分かれている。レギュラーシーズンは10月に開幕、4~5月に各カンファレンス・チャンピオンを決めるプレーオフ、6月ごろにカンファレンス・チャンピオンが戦ってリーグのチャンピオンを決定する「スタンレーカップ・ファイナル」が行われる。プレーオフ、ファイナルとも先に4勝した方が勝ちとなる7回戦制。なお、1997年(平成9)10月に、NHLの公式戦が日本で行われた。北米以外でNHL公式戦が行われたのは初めてのことである。1998年10月、2000年(平成12)10月にも公式戦が日本開催された。

[大下勇次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「NHL」の意味・わかりやすい解説

NHL
エヌエイチエル
National Hockey League

北アメリカのアイスホッケーのプロリーグ。本部はニューヨーク市。 1917年にカナダの5チームが参加して発足,1924年に初めてアメリカ合衆国のチーム (ボストン・ブルーインズ) が加わった。 NHLは北米最強のリーグとなり,1926年以降はアイスホッケーの世界王者に贈られるスタンリー・カップを恒久的に NHLの優勝杯とすることとなった。参加チーム数は 10チームに増えたあといったん減り,1942年以降は6チームで安定した。その後,拡大と再編の時期を何度か経て,2000年代初頭には 30チームが東西二つのカンファレンスとそれぞれ3地区に分かれて戦う体制となっている。レギュラーシーズンが終わると,カンファレンス8位以内のチームがプレーオフに進出し,スタンリー・カップをかけて戦う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

知恵蔵 「NHL」の解説

NHL

北米アイスホッケーリーグ。1917年にカナダの4チームで発足したプロリーグ。2000年秋からは30チームになり、北米の各都市にフランチャイズを置いている。10月上旬から翌年4月中旬までがレギュラーシーズンで、その後16チームが参加するプレーオフが2カ月間行われる。1893年からカナダの国内チャンピオンに与えられたスタンレーカップが、1927年からNHLのチャンピオンに与えられるようになった。冬季五輪でプロが解禁されたのは88年のカルガリー大会からだが、94年のリレハンメル大会までは、五輪開催時期がNHLのレギュラーシーズンと重なっているため、ほとんどの一流選手は契約上五輪に出場できなかった。しかし98年の長野大会以降は、NHLが2週間リーグを中断、NHLの主力選手で固めたドリームチームが出場するようになった。

(折山淑美 スポーツライター / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

内科学 第10版 「NHL」の解説

NHL

non-Hodgkin lymphoma,非Hodgkinリンパ腫

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android