法則の辞典 「トムソンの原子モデル」の解説 トムソンの原子モデル【Thomson atom model】 よく「プラムプディングのモデル」などといわれるが,陽電荷を帯びた球状の雲(陽球)の中に,電子がこの球と同じ中心をもつ軌道にいくつかごとに組になって配列しているというもの.電子を最初に発見したトムソン(J. J. Thomson)の考案になる.後の「ボーアの原子モデル」などに多大の影響を与えたが,「長岡‐ラザフォードの原子モデル」の登場によって過去のものとなった. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報