トレイトール

化学辞典 第2版 「トレイトール」の解説

トレイトール
トレイトール
threitol

1,2,3,4-butanetetrol.C4H10O4(122.12).トレオース糖アルコールD-,L-トレイトールの2種類の異性体がある.D-トレイトールはジュートキマメ樹皮,枝,葉に含まれる.融点88 ℃.+4.6°(水).L-トレイトールはL-トレオースの還元によって得られる.融点72~74 ℃.-4.0°(水).DL-トレイトールは融点72 ℃.いずれも硝酸で強く酸化すると対応する酒石酸を与える.[CAS 7493-90-5][CAS 6968-16-7:DL-トレイトール]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む