トロゴム石(読み)トロゴムせき

最新 地学事典 「トロゴム石」の解説

トロゴムせき
トロゴム石

thorogummite

化学組成(Th, U)(SiO4)1−x(OH)4xの鉱物。正方晶系,格子定数a0.7068nm, c0.6260, 単位格子中4分子含む。トール石と同様な結晶格子で,水酸化されていることが相違。屈折率n1.54~1.64, 比重3.2~5.4。水酸化の程度で変動。黄褐~緑灰色,無光沢。トール石・方トリウム石・イットリア石が変質した二次鉱物,微小結晶集合体,しばしば仮晶。米国Texas州,西オーストラリア,福島県飯坂などから産出。福島県水晶山の場合は鉄リチア雲母に挟まれた微斜長石中に断面が牙または不規則な楔状の形態で産する。閃ウラン鉱の変質鉱物,ゴム石のトリウム置換体として命名。現在はIMAリストから有効種ではないということで削除されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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