トンガ沖大規模噴火と津波

共同通信ニュース用語解説 の解説

トンガ沖大規模噴火と津波

南太平洋の島国トンガ沖の海底火山で、日本時間の1月15日午後1時ごろに発生した噴火噴煙は高さ約20キロに達し、最大15メートルの津波が発生。首都ヌクアロファのあるトンガタプ島など複数の島が被害を受け、少なくとも3人が死亡、14人が負傷。全人口の84%が住宅損壊などの被害を受けた。太平洋に面した国々にも津波が到達。約8千キロ離れた日本でも各地で観測され、岩手、鹿児島両県では高さ1メートル超となった。漁船転覆などの被害も相次いだ。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android