トンネル磁気抵抗効果(読み)トンネルジキテイコウコウカ

デジタル大辞泉 「トンネル磁気抵抗効果」の意味・読み・例文・類語

トンネルじきていこう‐こうか〔‐ジキテイカウカウクワ〕【トンネル磁気抵抗効果】

強磁性の金属層に挟まれた薄い絶縁膜を通って流れるトンネル電流磁場により変化する現象。1975年の発見当時は試料をセ氏零下270度近くまで冷却する必要があったが、1995年に同様の現象が室温でも実現できるようになった。これによりトンネル磁気抵抗素子への実用化につながり、巨大磁気抵抗素子に続いてハードディスクの読み出し部分磁気ヘッド)に応用され、記憶容量増加をもたらしたことで知られる。TMR(tunnel magnetoresistance)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む