現代外国人名録2016 「トーマスデマンド」の解説
トーマス デマンド
Thomas Demand
- 職業・肩書
- 現代美術家
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1964年
- 出生地
- 西ドイツ・バイエルン州ミュンヘン(ドイツ)
- 学歴
- デュッセルドルフ芸術アカデミー,ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ
- 経歴
- デュッセルドルフ芸術アカデミーでインテリアデザインや彫刻を学ぶ。記録のために自作を撮影するようになり、これが被写体になる状況を自ら制作し、撮影する“構成写真”という表現手法に発展。主に政治的、社会的事件の現場写真をもとに、厚紙を使って精巧に実寸大の空間を再現し、撮影する。代表作「浴室」(1997年)は、’87年にドイツの政治家が変死体で発見されたスイスのホテルの現場がモデルになっている。イタリアのベネチア・ビエンナーレなど国際展で注目され、2005年ニューヨーク近代美術館(米国)、2009年ベルリン新国立美術館(ドイツ)、2012年東京都現代美術館など世界の美術館で個展を開催。ベルリンと米国・ロサンゼルスに在住。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報