どうなりと(読み)ドウナリト

デジタル大辞泉 「どうなりと」の意味・読み・例文・類語

どうなり‐と

[副]どのようにでも。どうとも。多く命令文で用いる。「どうなりと自分の思うようにするがいい」
[類語]どうなとどうともどうでもどうあっても

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どうなりと」の意味・読み・例文・類語

どうなり‐と

  1. 〘 副詞 〙 ( 副詞「どう」に助動詞「なり」、助詞「と」が付いてできたもの ) 状態を限定する必要のない気持を込めて、多く命令文で用いることば。どのようにでも。どうとも。どうなりとも。
    1. [初出の実例]「長き顔を振上て、今俄には、中々なるまじ。先どう成りとつけさせませよ、と云ひ」(出典:四座役者目録(1646‐53)下)

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