最新 地学事典 「ドリフト堆積物」の解説
ドリフトたいせきぶつ
ドリフト堆積物
drift sediment
氷河や風や深層流の作用などにより漂流したり,吹き流されることで堆積する砕屑物(例えば漂礫土やティル)にドリフトという用語が使われるが,ここでは底層流によって形成される堆積体を指すについて解説する。主に大陸縁辺に沿って流れる等深流(コンターカレント)に代表される底層流が運搬する砕屑物がつくる大規模な堆積体で,海底の物理探査に基づく形態的特徴からマウンド状,シート状,パッチ状などに分類される。大規模なものは北大西洋シェットランド沖やカディス湾など世界120カ所に分布する。参考文献:M. Rebesco et al.(2014) Marine Geol.,Vol. 352: 111
執筆者:黒田 潤一郎
参照項目:コンターライト
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

