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深層流 しんそうりゅうdeep sea current

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

深層流
しんそうりゅう
deep sea current

深海の深層部にある深層水の流れ。深層水は1~2℃の低温で,表層水が沈降して深層水となりうるのは南極大陸周辺と北大西洋のグリーンランド近海だけで,この深層水が次第に湧昇流を伴いながら全世界の深層に流れていき,大循環をしているとみられる。深層流によって深海の水全部が更新されるのは 1000年ぐらいかかるという。

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デジタル大辞泉の解説

しんそう‐りゅう〔‐リウ〕【深層流】

海洋の深層にみられる海流。北大西洋および南極大陸周辺において冷水塊が沈降し、大循環をなすと考えられている。→海洋大循環

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大辞林 第三版の解説

しんそうりゅう【深層流】

海洋の深層にみられる海水の流れ。表層の海流とともに海洋大循環に関与する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

深層流
しんそうりゅう
deep current

海の深層の流れであるが、どこを深層とよぶのか明確な定義はない。主水温躍層(永久水温躍層)の直下から海底までをさすことが多いようである。深層の海水は流れていないとされていたが、20世紀の中ごろにこの考えは否定された。毎秒10センチメートルを超える流れも珍しくない。世界中の海水大循環の重要部分であり、地球気候や海の二酸化炭素吸収などにも大きな働きをしている。[高野健三]

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