どん詰り(読み)ドンヅマリ

デジタル大辞泉 「どん詰り」の意味・読み・例文・類語

どん‐づまり【どん詰(ま)り】

物事最後のところ。行き詰まって先のない場所。「ペナントレースどん詰まりになる」「横町どん詰まりの家」
[類語]終わり最後おしまい終了終結終焉しゅうえん終末果てし幕切れ閉幕打ち止めちょんかんりょうジエンドしま最終結末結び締めくく結尾末尾掉尾とうび・ちょうび終局終幕大詰め土壇場どたんばすえラストエンディングフィニッシュフィナーレ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どん詰り」の意味・読み・例文・類語

どん‐づまり【どん詰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「どん」は接頭語 ) 道の行き止まり。また、物事の最後。終局。とどのつまり。どんづめ。〔和英語林集成再版)(1872)〕
    1. [初出の実例]「普通の径路を行き尽くして、もう是れがどん詰(ヅマリ)だと云ふ間際になると」(出典坑夫(1908)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

タコノキ

タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...

タコノキの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android