ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナイロンペーパー」の意味・わかりやすい解説 ナイロンペーパーnylon paper ナイロン繊維を従来の抄紙法とほぼ同じ方法ですいてつくった不織布の一種。綿状のナイロン繊維とアクリレート,ポリビニルアセテートなどの接着剤を混合させた溶液をつくり,それを紙をすく要領で仕上げたもの。用途によっては,和紙原料,木材パルプ,綿なども混ぜてすき上げたものもある。外観,手ざわりが紙に似る。すき具合によって製品の厚みを調節でき,菓子などの包装紙,ろ過フィルタ,絶縁体などに用いられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by