なぐら(読み)ナグラ

デジタル大辞泉 「なぐら」の意味・読み・例文・類語

なぐら

海上の風がおさまったあとも、なお高く立っている波。なぐれ。なごろ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「なぐら」の意味・読み・例文・類語

なぐら

  1. 〘 名詞 〙なごろ俚言集覧(1797頃)〕
    1. [初出の実例]「『おれもどうせ行くのだから、三人一緒に船にしよう』『風がねえからなぐらが立たず、高輪べりは安心だ』」(出典:歌舞伎・因幡小僧雨夜噺(1887)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android