現代外国人名録2016 「ナタリーデュトワ」の解説
ナタリー デュトワ
Natalie Du Toit
- 職業・肩書
- 元水泳選手(オープン・ウオーター)
- 国籍
- 南アフリカ
- 生年月日
- 1984年1月29日
- 出身地
- ケープタウン
- 経歴
- 幼少から水泳を始め、14歳で南アフリカ代表に選ばれる。16歳でシドニー五輪を目指すが、僅かの差で代表の座を逃す。2001年17歳の時、交通事故で左足を切断するが、義足をつけて3ケ月後には泳ぎ始め、1日4時間泳ぎこむことを日課とし、海、湖、河川などで行う遠泳競技の“マラソン・スイム(オープン・ウオーター)”で五輪出場を目指す。2003年アフリカ選手権800メートルでは健常者を押さえて優勝。2004年アテネ・パラリンピックで競泳5種目で金メダル、1種目で銀メダルを獲得。2008年オープン・ウオーター世界選手権で4位となり、北京五輪の新種目となった同競技の南アフリカ代表に。同年英国で開催されたパラリンピックW杯では100メートルで優勝。8月北京五輪でオリンピック初出場を果たし、オープン・ウオーターで25人中16位という成績を残した。五輪終了後のパラリンピックにも出場し、5冠。2012年のロンドン五輪5位以内を目指して練習に励んだが、五輪予選を突破できず、ロンドン・パラリンピック金メダル5、銀メダル1を最後に現役を退いた。175センチ、72キロ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報