共同通信ニュース用語解説 「ナタンズ核施設の火災」の解説
ナタンズ核施設の火災
イラン核開発の中枢を担う中部ナタンズの核関連施設で7月2日未明に起きた火災。関係筋によると、ウラン濃縮に用いる次世代の遠心分離機の開発、組み立てが行われていた建物が大きく損壊し、内部にあった機器の大半が使用不能になった。イラン側は「甚大な被害を受けた」と発表した。ナタンズの施設では2010年、米国とイスラエルが開発したとされるコンピューターウイルスの攻撃とみられる遠心分離機の停止事故が起きた。(テヘラン共同)
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