ナトロフィライト

最新 地学事典 「ナトロフィライト」の解説

ナトロフィライト

natrophilite

化学組成NaMn(PO4)の鉱物で,Mnの代りにFeが少量入ることがある。直方晶系,空間群Pnma,格子定数a0.632nm, b1.052, c0.497,単位格子中4分子含む。はっきりした結晶形で産することはほとんどなく,通常深黄色塊状~粒状。透明~半透明劈開{001}完全,{010}良好,劈開面上では真珠光沢,断口貝殻状,硬度4.5~5,比重3.4。薄片中黄色,光軸面(001),方位Z=b, 2V(+)72°,光分散rv大,屈折率α1.671, β1.674, γ1.684。吹管で熱すると容易に溶ける。酸に可溶。ペグマタイト中にリチオフィライト,トリプロイド石などと産し,変質すると黄色の細い繊維状鉱物となる。Naを含むのでnatriumとギリシア語philos(友だち)とから命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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