なにわ筋線(読み)なにわすじせん

共同通信ニュース用語解説 「なにわ筋線」の解説

なにわ筋線

大阪市内を南北に貫く計画の総延長7・4キロの新線。訪日観光客の増加活況が続く関西空港と大阪市中心部のアクセス向上を目指し、大阪府・市とJR西日本南海電気鉄道阪急電鉄の5者が2017年5月、整備に向けて協力することで合意した。開業すれば、大阪市中心部から関空までの所要時間は現状の約1時間から約40分に短縮される見通し。

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知恵蔵mini 「なにわ筋線」の解説

なにわ筋線

大阪府大阪市中心部を南北に通る、約7.2キロメートルの鉄道路線。2031年春の開業を予定している。JR大阪駅北側の再開発区域に建設中の「北梅田駅」(仮称)とJR難波駅、南海電鉄新今宮駅をそれぞれ結び、両社の既存の路線から関西空港への直通運行が実現する。これにより、梅田から関西空港への所要時間は約1時間から約40分へと短縮される見込み。建設は第三セクターの関西高速鉄道が担い、設備の使用料は南海鉄道とJR西日本が支払う「上下分離方式」が採用される。総事業費は約3300億円。

(2019-7-11)

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