最新 地学事典 「ナリア片麻岩体」の解説
ナリアへんまがんたい
ナリア片麻岩体
Narryer Gneiss Complex
オーストラリア西部の,ピルバラクラトンとイルガルン地塊境界部(イルガルン地塊の北西部)に位置する,原太古代から中太古代の地質体。花崗岩類,苦鉄質岩および堆積岩を原岩とし,年代と構成する岩相から,4つのグループに分けられる。それらは角閃岩相〜グラニュライト相の複数回の変成作用を被っている。最古の44億年前の粒子を含む冥王代ジルコンが,ジャックヒルズやマウントナリア地域より多く報告されている。参考文献:J.S.Myers(1988) Precambrian Research Vol.38:297
執筆者:小宮 剛
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

