ナンキョクアザラシ(その他表記)Antarctic seal

改訂新版 世界大百科事典 「ナンキョクアザラシ」の意味・わかりやすい解説

ナンキョクアザラシ
Antarctic seal

鰭脚ききやく)目アザラシ科Lobodontini族の哺乳類で,南極海に分布するカニクイアザラシLobodon carcinophagusをはじめ,ウェッデルアザラシLeptonychotes weddelliヒョウアザラシHydrurga leptonyxロスアザラシOmmatophoca rossiの4種の総称。分類的には4種ともモンクアザラシに近い。大型で,生息数が多い。4種とも南極大陸を取り囲む海氷域に分布する。ヒョウアザラシは海氷の外縁に分布し,ペンギンやアザラシを捕食する。カニクイアザラシはパックアイス域に分布し,オキアミを捕食する。生息数は鰭脚類中最大で,1500万頭以上である。ウェッデルアザラシは大陸縁辺部の定着氷域に分布し,呼吸孔を保持しつつ海氷下で過ごすことが多い。600m以上潜水する。ロスアザラシは数が少なく,その生態が知られていないアザラシである。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 内藤

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む