ニアー洞窟(読み)ニアーどうくつ(その他表記)Niah Cave

改訂新版 世界大百科事典 「ニアー洞窟」の意味・わかりやすい解説

ニアー洞窟 (ニアーどうくつ)
Niah Cave

マレーシアカリマンタン島ボルネオ島),サラワクにある巨大な石灰岩洞窟であり,1958年に青年華奢頭骨四肢骨が発掘され,ニアー(洞窟)人と呼ばれている。年代は,出土した炭化物を使った放射性炭素法により約4万年前とされ,東アジアにおける最古新人といわれるが,人骨から直に測った年代ではないので,疑問とする意見も多い。
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最新 地学事典 「ニアー洞窟」の解説

ニアーどうくつ
ニアー洞窟

Niah cave

ボルネオ(カリマンタン)島西海岸,マレーシアのサラワク州北部に位置する後期旧石器時代の石灰岩洞窟遺跡。約3.8万年前と推定されている17才程度の頭骨が出土している。人骨はHomo sapiensの特徴を示し,東南アジア最古級のHomo sapiensの化石。Homo sapiensの東南アジア到達を考える上で貴重な人骨である。

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