ニクソン=チュー会談(読み)ニクソン=チューかいだん(その他表記)Nixon-Thieu talks

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニクソン=チュー会談」の意味・わかりやすい解説

ニクソン=チュー会談
ニクソン=チューかいだん
Nixon-Thieu talks

1969年6月8日アメリカの R.ニクソン大統領とベトナム共和国 (南ベトナム) のグエン・バン・チュー大統領が行なった会談。ミッドウェー会談とも呼ばれる。パリ会談の進展状況,南ベトナムの平定計画などが話合われた。同日発表された共同声明では,(1) 南ベトナムのことは南ベトナムで解決するという基本的原則の確認,(2) 解放戦線の主張する連合政権構想の拒否,(3) 自由選挙の結果の尊重,(4) 南ベトナム政府軍に対する援助強化,などが明らかにされた。アメリカは,南ベトナム政府軍による戦闘任務肩代り (ベトナム戦争のベトナム化) によって,アメリカ軍の一部撤兵に踏切り,これによって,62年2月の軍事介入以来,相次ぐ増強で 54万人余に達していた南ベトナム駐留アメリカ軍は,初めて縮小の方向に向った。

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