デジタル大辞泉 「にこよん」の意味・読み・例文・類語 にこ‐よん 《「二個四」の意。昭和20年代の半ばに、失業対策事業に就労して職業安定所からもらう日給が240円だったところから》日雇労働者の俗称。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「にこよん」の意味・読み・例文・類語 にこ‐よん 〘 名詞 〙 ( 昭和二四年(一九四九)の失業対策法の施行当初、公共職業安定所の斡旋で働いた労働者の日給が二四〇円であったところから、一〇〇円を一個として「二個四」と呼んだもの ) 日雇労働、また、日雇労働者の俗称。[初出の実例]「ニコヨンって、日給二百四十円のことだそうですけど」(出典:風ふたたび(1951)〈永井龍男〉きいろな月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例