にたし(読み)ニタシ

デジタル大辞泉 「にたし」の意味・読み・例文・類語

にた・し

[形シク]湿って水気が多い。
は―・しき小国をぐになり」〈出雲国風土記

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精選版 日本国語大辞典 「にたし」の意味・読み・例文・類語

にた

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 湿って水気が多い。湿潤である。
    1. [初出の実例]「川下はあしばふ這ひ度(わた)れり。是は爾多志枳(ニタシキ)小国(をぐに)なり」(出典出雲風土記(733)仁多)

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