にゃあ

精選版 日本国語大辞典 「にゃあ」の意味・読み・例文・類語

にゃあ

  1. [ 1 ]にゃ[ 一 ]
    1. [初出の実例]「そうせにゃアはじまらない」(出典:洒落本・多佳余宇辞(1780))
  2. [ 2 ]にゃ[ 二 ]
    1. [初出の実例]「泣子と地蔵にゃア、かなはねへといふから」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)

にゃあ

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 猫の鳴き声を表わす語。
    1. [初出の実例]「ニャアとなく。〈略〉古風に泣くぜ」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 猫のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android