ニュー・グレイン(読み)ニューグレイン(その他表記)new grain

岩石学辞典 「ニュー・グレイン」の解説

ニュー・グレイン

高度に変形した岩石再結晶作用を受けて発達した結晶粒で,代表的なものは粒界あるいは砕残偽斑晶(porphyroclast)の周辺部に分布.これらは安定で歪みがなく,親結晶とは光学的には非常に不連続で明瞭な境界がある.亜結晶粒(subgrain)とは異なる[Barker : 1990].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android