ぬきかぶり

精選版 日本国語大辞典 「ぬきかぶり」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐かぶり【車】

  1. 〘 名詞 〙 繭や綿から糸を取ったり、また糸をよったりする時に用いる車。糸繰車(いとくりぐるま)。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「是を(ヌキカフリ)にてに捲き機(ハタ)を織るに用ゐるなり」(出典小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android