デジタル大辞泉
「稲垣」の意味・読み・例文・類語
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いな‐がき【稲垣】
- 〘 名詞 〙 刈り取った稲を稲木に垣のように掛けつらねて干してあるもの。《 季語・秋 》
- [初出の実例]「人近づかば飛び去り、小田のかたへの稲垣(イナガキ)は、天の網と思ふべし」(出典:御伽草子・鶴の草子(有朋堂文庫所収)(室町末))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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稲垣
いながき
青森県西部、西津軽郡、津軽平野の北部にあった旧村名(稲垣村(むら))。現在はつがる市の北東部を占める地域。2005年(平成17)、西津軽郡木造(きづくり)町、森田(もりた)村、柏(かしわ)村、車力(しゃりき)村と合併して市制施行、つがる市となった。旧村名は、稲穂で垣を築けるほどの豊饒(ほうじょう)を願うところからつけられたという。1661年(寛文1)広須新田(ひろすしんでん)として開発が始められた。開拓者は北陸以北の日本海沿岸各地の人が多い。水田単作地帯として高い生産量を示している。
[横山 弘]
『『稲垣村史』(1966・稲垣村)』
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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