すべて 

榊原(読み)サカキバラ

関連語 マサ 藤本

改訂新版 世界大百科事典 「榊原」の意味・わかりやすい解説

榊原[温泉] (さかきばら)

三重県津市,青山高原東麓の貝石かいせき)山の断層崖下にある温泉。弱アルカリ性単純硫化水素泉,35℃。かつての七栗(ななくり)郷の地で,歌枕として知られ,《枕草子》にもみえる七栗の湯はこの温泉であるとの説もある。室生赤目青山国定公園の一中心で,榊原自然歩道,青山高原有料道路(1984年無料開放)もあり,近鉄大阪線榊原温泉口駅からバスの便がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「榊原」の意味・わかりやすい解説

榊原[温泉]【さかきばら】

三重県津市,布引山地山麓にある温泉。単純硫化水素泉など。35℃。古く七栗の湯といった伊勢路名湯で,平安期に多くの歌に詠まれている。江戸時代には湯屋が置かれていた。近鉄大阪線榊原温泉口から近い
→関連項目久居[市]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む