ヌサイビン(その他表記)Nusaybin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌサイビン」の意味・わかりやすい解説

ヌサイビン
Nusaybin

古代ニシビス。トルコ南東部の町。マルディンの南東 51km,シリア国境に位置し,シリアのカーミシュリーと向合っている。小アジアからシリアに通じる要地で,アッシリアの前哨点とされ,支配を変えながらも 13世紀までは繁栄したが,モンゴルの侵入以来衰えた。ただ,イラクモースルからの通商路上にもあることと,イスタンブール-バグダード間の鉄道にも沿っていることから,ある程度の重要性を維持している。人口5万 605 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のヌサイビンの言及

【ニシビス】より

…小アジア南東部の古代都市。現,トルコ領ヌサイビンNusaybin。古くから東西交通の要衝として知られ,ローマとパルティアが争った。…

※「ヌサイビン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む