ヌシャテル(その他表記)Neuchâtel

改訂新版 世界大百科事典 「ヌシャテル」の意味・わかりやすい解説

ヌシャテル
Neuchâtel

スイス連邦を構成するカントン(州),およびその州都名。ドイツ語ではノイエンブルクNeuenburg。州人口16万8912(2006)。都市の人口は3万1465(2000)。12世紀末に南ドイツのツェーリンゲン家によって建設され,独仏両国に接する西スイスに位置し,領主さだめがたい転変の歴史を繰り返した。1707年以降はナポレオン体制下の一時期(1805-14)を除いてプロイセン国王の領地となった。プロイセン国王を君主に仰ぐ公国のまま,1814年スイス連邦に加入したが,プロイセン国家から政治的に自立した立場をとることをスイス側から要請された。1848年,二月革命の影響で共和政が樹立され,政治的二重生活を終わらせた。56年王党派による反革命の失敗後,プロイセン国王は57年に最終的に支配権を放棄し,ヌシャテル公の称号のみを保持した。現在は時計とブドウ酒生産の町として知られ,毎年10月のブドウ祭には多数の観光客を集めてにぎわっている。住民の多数は,フランス語を話す新教徒である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 森田

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む