ぬんまり

精選版 日本国語大辞典 「ぬんまり」の意味・読み・例文・類語

ぬんまり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) なめらかでぬるぬるしているさま、全体が一様でめりはりのついていないさまを表わす語。
※百丈清規抄(1462)三「律では沙彌は、縵衣とて条もないぬんまりとして達磨のかけられた袈裟の様なものを掛るが」
※玉塵抄(1563)一「義理と云ことは、ぬたにわないぞ。をしまげてぬんまりとはないぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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