岩石学辞典 「ネオソム」の解説 ネオソム ミグマタイトの新しく形成された部分で,パレオソムに対するもの[Mehnert : 1968].リューコソムと隣接するメラノソムを合わせた部分[Mehnert : 1968, Ashworth : 1985].若い岩石または脈状物質[Bowes, ed. : 1989].メーネルトはミグマタイトをパレオソムとネオソムの二つに区分し,ネオソムはミグマタイトに新しく形成された部分とし,ネオソムはさらに暗色のメラノソムと明色の深成岩的なリューコソムに分けられるとしている.しかしヨハネスはこの語は成因的な意味があり,純粋な記載には避けるべきであるとしている[Mehnert : 1968, Johannes : 1983]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報