メラノソム(その他表記)melanosome

岩石学辞典 「メラノソム」の解説

メラノソム

暗い色合の岩相の岩体で,ある種のミグマタイトに見られる.有色鉱物に富み,リューコソムに対するもの.ミグマタイトの中の優黒質の部分.リューコソムとメソソムを分ける境の部分に縁状に形成される[Mehnert : 1968, Johannes : 1983].暗色の縞で,黒雲母,珪線石,石榴石などのマフィック鉱物アルミナ鉱物に富んでいる.強い剪断応力の結果,広域変成作用の間に珪長質の部分が原岩から抜けたもの.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む