パレオソム(その他表記)palaeosome, palasome, paläsome

岩石学辞典 「パレオソム」の解説

パレオソム

最初は交代鉱床の主な物質に使用されたが[Boydell : 1926],その後,特にミグマタイトの一部でアナテクシス過程で残った固体部分に使用されている[Scheumann : 1936].ミグマタイトの仮想的な原岩を指し,メソソムおよびパレオソムはいずれもミグマタイト複合体の一部であってネオソムではなく,一般に普通の変成岩外見を示すものをいう[Henkes & Johannes : 1981].パレオソムは複合岩体の部分で,アナテクシスの過程で残ったもので,伴われる岩石よりも古いものである.普通に用いられる語である.メーネルトはミグマタイトをパレオソムとネオソムの二つに区分し,パレオソムはミグマタイトの原岩としているが,ヨハネスはこの語は成因的な意味があり,純粋な記載には避けるべきであるとしている[Mehnert : 1968, Johannes : 1983].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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