ネオレアリズモ文学(読み)ネオレアリズモぶんがく(その他表記)Italian Neorealism; Neorealismo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネオレアリズモ文学」の意味・わかりやすい解説

ネオレアリズモ文学
ネオレアリズモぶんがく
Italian Neorealism; Neorealismo

第2次世界大戦中,もしくは大戦直後のイタリアに生れた文学傾向。反ファシズム闘争の経験からイタリアの社会的,文化的現実を直視して,それのもつ構造のゆがみをあばくことを学んだ作家たちは,他方,多様で直截的な民衆言語を取入れることによって表現の枠を広げ,人間性変革の可能性を目指したネオレアリズモを生み出した。代表的作家に,パベーゼ,ビットリーニ,プラトリーニベルト,モラビア,C.レービ,カッソーラ,カルビーノらがいる。しかし戦争痕跡が消えていく頃になると,ネオレアリズモ文学も次第に読者との共通基盤を失い,1950年代には衰退に向った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む