精選版 日本国語大辞典 「ねりぎ」の意味・読み・例文・類語 ねり‐ぎ 〘 名詞 〙① 黄蜀葵(とろろあおい)の根やフノリなどで製した白い粉末。男色の閨房秘薬。通和散。[初出の実例]「余所目はいかにぬめる若僧(にゃくそう) 児達(ちごたち)へまいらせぬるはねり木にて〈知元〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)一)② 植物「のりうつぎ(糊空木)」の異名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例