若僧(読み)ニャクソウ

デジタル大辞泉 「若僧」の意味・読み・例文・類語

にゃく‐そう【若僧】

年の若い僧。

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精選版 日本国語大辞典 「若僧」の意味・読み・例文・類語

にゃく‐そう【若僧】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年の若い僧。少年の僧。じゃくそう。
    1. [初出の実例]「斯に若僧(ニャクソウ)一人手に一巻の書を取り八方に奔走して」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)二)
  3. 特に、男色相手をいう。
    1. [初出の実例]「見てこそ人は靡け恋の詩〈可頼〉 器量よき五山そだちのお若(ニャク)僧〈友仙〉」(出典:俳諧・紅梅千句(1655)六)

じゃく‐そう【若僧・弱僧】

  1. 〘 名詞 〙 年若い僧。少年の僧。にゃくそう。
    1. [初出の実例]「あまたの若僧(ジャクソウ)、悪僧いさみて方丈に声ひびきわたりて静らず」(出典:浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)一)

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